宮下工務店の「ちょっといいハナシ」
2018年8月21日毎月ご紹介している、社員が日常で見つけた気づきや学び、そして感謝の気持ちを発表しあう宮下工務店の『金のたまご』。
今日は、ある雨の日に出会ったステキなエピソードをご紹介します!
—「親切を躊躇しない」こと—
娘がある雨の日にバスに乗ったときのエピソードです。
その日はあいにく傘を持っていなかった娘ですが、バスを待っている間60〜70代くらいの男性が、雨に濡れないように傘をさしてくれたそうです。
バスに乗り込むと娘は前の方の座席へ。その男性は真ん中あたりの座席に座りました。
だんだんバスの車内も空いてきたころ、男性は娘にこう話しかけてくれたそうです。
「さっきの子だよね」「私は妻がバス停まで迎えに来るから、この傘を持っていきなさい。傘は返さなくていいよ。」
そして男性は、傘だけでなく、パンまで娘にくれたそうです。
雨に濡れないように…と男性が娘にしてくれた小さな親切。
娘は感動して「私も傘を他人にあげられるような人になる」と話してくれました。
娘に親切にしてくれた男性のように、躊躇することなく人のためになる親切を、行動にうつせる人でありたいと思った出来事でした。
(眞野 成明)
困っている人を街で見かけて「何かしてあげたい」と思っても、勇気が出なくてできないこと、よくあります。
親切にするということは、困っている人がいると気づく心と、行動力がなければできません。
私たちも、この男性のように、気づく心を行動力を持っていたいな、と思わされた金のたまごとなりました。