宮下工務店の「ちょっといいハナシ」
2020年3月6日毎月ご紹介している、社員が日常で見つけた気づきや学び、
そして感謝の気持ちを発表しあう宮下工務店の『金のたまご』。
今日は、お客様係Sさんの体験談をご紹介します!
昨年末、年賀状の整理をしていると、十数年前に亡くなった祖父からの年賀状があり
文末には『気は長く、心は丸く、腹立てず』と書いてあり、今、改めて読むと
祖父は家事・仕事・育児で忙しくしている私にエールを送ってくれていたと
ありがたく感じました。
同じ頃、とある記事で京都伏見の下町で昭和から平成を経て64年も
愛されてきた銭湯が令和元年の暮れを最後にその歴史に幕を下ろす
とありました。
91歳店主が店先に貼った「閉店のお知らせ」には利用者への感謝とともに、
「私の歩んできた道」として銭湯経営に至るまでの店主の人生もつづられていました。
その中で店主は「100歳までやると思っていた」と語っており、その長く働き続けて
こられた秘訣は『気は長く、心は丸く、腹は立てず、感謝の気持ちを忘れないこと』を
モットーとし、これが簡単なようでいて、難しいと語られていたのが同じ世代の祖父の
言葉とかぶり心意気と温かさ新しい世代へのメッセージが胸に刺さりました。
私はこの気持ちを胸に周りの人たちへ感謝の気持ちを忘れず、笑顔を絶やさず、
日々過ごしていこうと決意し、新しい年のスタートを切りました。