地震に負けない家づくりとは?
2017年9月14日こんにちは!宮下工務店です。
静岡・愛知エリアは、南海トラフを震源地とする東海地震がいつ来てもおかしくないと言われています。
災害時に大切な命と財産を守るための地震に負けない家づくりとして、私たちが取り組んでいるのが、真壁パネル工法と、LVL材を使った家づくりです。
●真壁パネル工法とは?
家を支える柱は、上からの重さには強い一方、横からの力にはあまり強くありません。
縦揺れ・横揺れどちらの揺れにも強い家にするためには、柱と柱の間に斜めに交差させて木材を取り付ける「筋かい(すじかい)」をするのが一般的。
けれど、熊本地震でも筋かいの家の倒壊報告が寄せられるなど耐震性という点では完璧ではありません。
そこで次に考えられるのが阪神大震災でも1件も全壊しなかったと言われる地震に強い2×4工法ですが、デメリットが実は潜んでいます。
2×4工法のデメリットとは、組み立てに時間がかかるなどの理由から、湿度が高く雨が多い日本では工事中に雨に濡れやすく木が腐りやすくなってしまう点。
そこで宮下工務店では、あらかじめ工場で壁のパネルを特注し、現場ですぐに組み立てられる真壁パネル工法を採用しています。
真壁パネル工法は、縦横どちらからの揺れにも強く、柱と柱の間に構造用合板(面)を入れることで、地震に強い家にすることができる工法で、改良に改良を重ねてきました。
今、地震に強い工法として私たちが自信を持って取り組んでいるのが「真壁パネル工法」なのです。
●耐震性を重視するなら断然LVL材!
無垢材が好きで、大工として仕事をしていた頃から無垢材を使ってきた社長が、阪神淡路大震災をきっかけに「さらに地震に強い家づくりをしなければ!」という思いを抱きました。
そこで、使いはじめた木材がLVL材です。
LVL材は、木材を薄くスライスして乾燥させ、同じ繊維方向に揃えて接着してつくられた木材です。
製造過程でしっかりと乾燥させているため、木材の割れや狂いなどが少なく、地震にも強いという特性があります。
早くからLVL材の良さに着目した宮下工務店では、全国的にも珍しい4寸角(12cm)サイズのLVL材を使用。
一般的に使われている3.5寸角(10.5cm)の木材よりもさらに丈夫な家づくりが実現します!
本来ならば無垢材よりも高いLVL材ですが、宮下工務店では無垢材と同じくらい安く仕入れられようメーカーと交渉。
無垢材と同じくらいのコストでLVL材を使った確かな耐震性の家を建てられます。