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消費増税…いつ建てるのがいいの?

2018年11月20日

安倍晋三首相は2019年10月に予定される消費税率10%への引き上げについて「予定通り行っていく考えだ」と述べられています。順当にいけばそのようになるでしょう…

買い物をする負担が増えるので、不安なことが多いと思います。食品に対する軽減税率の措置など、消費の落ち込みを防ぐ対策が新聞・ニュースで公開されているのでご存知の方も多いと思いますが、新築住宅に関しての消費増税のことはご存知でしょうか?

今回はそのことにフォーカスをあててお話しします!

まず一番大事な『時期』に関してのポイントです。
どうしたら現行の税率(8%)で建てられるかというと
①増税半年前までに『請負契約』を結ぶ
②増税前に建物が完成して『引き渡し』を受ける

のどちらかを満たす必要があります。
①ですが、増税半年前というと2019年3月31日です。それまでに請負契約を結べば、完成・引き渡しが2019年10月30日を超えてしまったとしても請負契約金額分は8%の税率が適用されます。(請負契約以降の追加変更金額分は10%になります。)
②の引き渡しを受けられるのが一番良いですが、実際は工事や打ち合わせの期間を考えると、2019年3月31日以前に請負契約をするペースでないと2019年10月30日までに引き渡しをするのは難しいです。

ですので、『2019年3月31日までに請負契約を結ぶ』のが目安になります。

ちなみに請負契約を結ぶのは家の間取りが決まっている必要があるので、住宅会社と打ち合わせをすることになります。
余裕を持って考えると年内に住宅会社・土地を決めて、年明けからプランの打ち合わせをするという流れが良いと思います。

次回は消費増税に対する緩和措置に関してお話しします!