宮下工務店の「ちょっといいハナシ」
2020年12月8日毎月ご紹介している、社員が日常で見つけた気づきや学び、
そして感謝の気持ちを発表しあう宮下工務店の『金のたまご』。
今日は、お客様係Oさんの体験談をご紹介します!
友人からお菓子が届きました。特に記念日でもないし、どうしたのだろう?
と思いながら、お礼の連絡をすると、
「このお菓子が美味しかったのであなたにも味わっていた
だきたかったの。」との事。
彼女は以前の職場の後輩ですが年齢は私よりも10歳年上
です。言葉遣い、気遣い全てにおいてお手本にしたい
私が目標にしている女性です。
知り合ってから20年近く経ちますが、
いつも私の事を気にかけて下さっていろいろな面で助けて下さっています。
昨今。、ドラマの影響で「やられたら・やり返す・倍返し」とか「施されたら・施し返す恩返し」
という言葉をよく耳にしますが、私は最近『恩送り』という言葉を知りました。
恩返しをしたくても相手がいない、できない場合はその恩を返すのではなく、他の人へ送る
事だそうです。
「いつか出世払いでお返しします。」と言いながら、未だに助けてもらうばかりで、
彼女への恩返しさえもできていませんが、彼女への恩返しと共に彼女から施して頂いた
事を同じように次の世代や周囲の方へ恩送りをしていこうといただいたお菓子を味わいながら
再確認しました。