レンジフードの同時給排について
2023年4月17日富塚店の亀井です!!
レンジフードの同時給排についてです
ちなみにレンジフードは下の写真のコンロの上についている換気扇のことです。
最近の住宅ではキッチンの換気扇の使用に連動して給気口が動作する同時給排型が多く使われています。
今回はなぜ同時給排型が多く使われているかについてです。
本来は給気口と換気扇の位置は離れてなくてはなりません
位置が近いと給気口から吸った新鮮な空気がそのまま換気扇から出て行ってしまうからです(ショートサーキットと呼ばれます)。
そうすると家全体を換気することが出来なくなります(2時間で家全体の空気を入れ替えるように計画することが法律で決められてます)。
では同時給排型のレンジフードはというと上の写真の縦長の穴から給気され下の換気扇で排気されます。
↓パナソニックさんHPレンジフードの図解載せます。
同時給排について
これは意図的にショートサーキットを起こしているものになります。
レンジフードの換気扇は24時間換気の換気量を大きく超えてしまう能力の為、近くに給気口がないと遠くの給気口から空気を引っ張ってきてしまいます。
そうすると冬であれば外の冷たい空気が家に大量に入ってしまうため、家全体が寒くなってしまいます
しかし近くに給気口があれば、外の冷たい空気をそのまま外に排出してくれるため部屋の温度が外気の影響をほとんど受けなくなります。
自分の家のレンジフードが同時給排型でない場合は近くにレンジフード連動型(レンジフードを使用すると給気口が開く)の給気口がある可能性が高いです。
どっちでも効果はいっしょなのですが、給気口がレンジフードに隠れてた方が見た目がすっきりします!
そんなわけで同時給排型のレンジフードがよく使われています。