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外壁塗装(窯業系サイディング)のタイミングについて

2024年2月18日

富塚店の亀井です!!

10年点検等で訪れた際によく聞かれるのが外壁塗装のタイミングについてです。

そういった際に外壁のシーリング(外壁の隙間を埋めているシール材)の状態の話をします。

ここで言う外壁材は窯業系(ようぎょうけい)サイディングをさします。

大多数の家はこの外壁材が使われています。

下の赤丸で囲った部分が外壁サイディングとサイディングの間の目地を埋めるシーリングです↓

基本的に外壁で一番最初に劣化してくるのがこの部分になります。

こんな風にヒビが入ってきたら塗装考え始めた方がいいです↓

ヒビが入ってきて穴が開いて金属(青い部分)が見えてくるようになったらなるべく早く塗装した方がいいと伝えています↓

この金属は外壁と外壁の間のシーリングを打つための隙間を適切に保つために入っている部材です。

シーリングの切れたところから水が浸入すると外壁を止める胴縁(外壁を止める木材)を腐らせたり外壁の端から水を吸って外壁の割れを起こしたり、最悪雨漏れにつながることがあります。

防水シートの上に胴縁を止めて外壁を貼る前の状態です↓

外壁の内側に水が浸入するとすぐに雨漏りするわけではないですが、胴縁に雨水がかかる為外壁の下地が傷む原因になります。

初めての塗装だとあまりないのですが、他にもチョーキング(外壁を触った時に手に色が付く)もチェック項目の一つです。

具体的な塗替えまでの年数についてです。

遮蔽物があって紫外線(紫外線が一番傷みます)に当たりにくい等状況によって異なりますが、コストパフォーマンスを考えるとおおよそ15年が目安なのかなと思っています。

理想は10年に一度(シーリングが劣化する前)くらいのペースで塗った方がいいようですが、早いと総塗装回数が増えて費用が高くなりますし、期間が空きすぎると外壁が傷んだりして本来クリアで塗りたいタイル調のような模様のある外壁を単色で塗るしかなくなったりします。

ただ長持ちする外壁材も出てきててたりします↓

参照:ニチハさんカタログ

35年塗替えいらない外壁材とかすごいですよね😅

とは言いつつも、シーリングってどう考えても30年はもたないよね⁉と思って確認してみると↓

□で囲った部分の一部を抜粋すると、”特に負荷のかかる「外壁材本体どうしの継ぎ目」シーリングにつきましては、15年から20年経過した時点での打ち替え工事をおすすめしています。”と書かれています。

交換(打ち替え)の青線で見てもやっぱりシーリング30年は期待出来ないようです🥲

そうすると15~20年くらいで一度シーリングの打ち替えだけをして、35年くらいでシーリングの打ち替え及び塗装工事をやる形になるのかと思います。

もちろん本来シーリング打ち替えと外壁塗装はセット(耐用年数が一般のシーリングが10年、シリコン塗装が15年程度と言われている為)でやりますので、15年おきのシーリングの打ち替えだけで外壁塗装が無くなると費用はかなり安く抑えられます。

メンテナンス費用は安くなりますので、差額次第ですが長持ちする外壁材を採用する価値はあるとは思います。

ご参考ください😌