窓の断熱改修について
2023年10月2日富塚店の亀井です!
今年は国の先進的窓リノベ事業によって例年より補助金の金額が多かったため窓の断熱改修の依頼が多かったです。
窓(住宅の開口部)は、家の熱の出入りの5割~7割を占めています。
断熱効果を高めるには窓の改修が効率がいいです。
改修方法は大きく3つあります。
1.ガラス交換
アルミ枠からガラスだけ取り外して、ガラスを複層(2枚)ガラスに代えます。
アルミ枠が残るのでその部分の性能が低くなります。
画像元:先進的窓リノベ事業HP
2.内窓設置
既存の窓の手前に新しい窓を設置します。
窓を開ける場合に2回開ける必要があります。
画像元:先進的窓リノベ事業HP
3.外窓交換(カバー工法)
既存の窓枠の上から新しい窓枠を取り付けます。
金額が上記2つより高額になりやすいです。
画像元:先進的窓リノベ事業HP
結論ですが、一番おすすめなのは内窓設置での断熱改修になります。
いくつか利点があります。
一つは上記3つの中で費用に対して一番性能が高くなります。
既存の窓が残るので単純に空気(断熱)層が一つ増えるようなものです。
防音性能も高いです。
さらに外窓があることによって外部の影響が受けにくい為か樹脂サッシ(複合サッシではなく)が一般的につきます。
外窓交換などではまだ外側アルミ+内側樹脂の複合サッシが一般的です。
もう一つは単純に外窓交換に比べて費用がかなり安いことです。
今年に限って言えば補助金のもらえる金額が施工費に対しての割合も
かなり高かったのでお得感が強かったです。
家が寒く断熱改修を考えている場合内窓を検討してみてください。
LDKだけや寝室だけ等の部分施工でも効果を感じられます。
試しでやってみて良かったら他の部屋もというやり方も可能です😌