耐震補強工事ありがとうございました!
2024年9月30日富塚店の亀井です!
耐震補強工事をやらさせていただきました。
今年は年始に能登半島地震があり南海トラフがそろそろ来るんじゃないかと心配された方から何件か耐震補強についての相談がありました。
そのうち一件施工させていただきましたのでどういったことをやるのかご紹介いたします。
まずは耐震診断をします。
専門の方が来られて1階と2階のそれぞれのX軸(東西方向)とY軸(南北方向)それぞれに点数を付けて評価書が作成されます↓
簡単に説明するとこの1階の評点を1以上(X軸Y軸ともに)にするという工事を行います。
ここで大事なのは1.0以上~1.5未満の判定が震度6強の地震が来た際一応倒壊しないに入るという事です。
これは実際に地震が来た際に倒壊による即死を防ぎ逃げる時間が出来る家になるという事で、そのあと住み続けられるかどうかはわからないという事になります。
この説明を聞いて補強工事を辞められる方もいます。
施工内容です。
施工前↓
天井も床も壁も解体(2部屋解体しました)します↓
補強内容の中で壁に耐力壁として合板を張るのですが、土台から梁まで掛ける必要があるためほぼ全て解体する必要があります。
補強計画にのっとり必要な所に筋違を入れていきます↓
その際、既存の柱が土台と梁との接続箇所に新たな金物を入れるなんて作業もあります。
土台から梁を繋ぐように合板を張ります↓
補強が完了したら床や壁の復旧をします↓
写真は1面だけですが部屋全体を似たような感じで補強しています。
今回の工事は浜松市から補助金が出た為その要領に従って工事させていただきました。
今回はやっていませんが、瓦屋根と屋根の下に入っている土をおろして板金屋根にして家を軽く(軽い方が地震に強い為)する等耐震補強の方法もいくつかあります。
ちなみに今年の補助金は募集が開始されてから2か月程で募集が終了してしまったらしく来年もう一年耐震補強の補助金が出るらしいのですが、すぐなくなることが予想されているようです。
補助金を考える場合募集が4月くらいからなので年始ぐらいから耐震診断などをしてすぐ応募できるように準備する必要があるとのことでした。
ご参考ください😌