旗竿地のメリット・デメリット
2019年10月9日土地探しの方から『旗竿地(はたざおち)ってどうなの?』という質問が多く寄せられます。
不動産情報を見ていると、最初に直面する疑問かもしれません。
旗竿地は上から見た図が旗竿に見えることから、そう呼ばれています。
今日はその旗竿地のメリット・デメリットをご説明したいと思います。
メリット
・プライバシーが確保できる
通常の土地ですと、道路からお庭などが丸見えになってしまうことがあります。旗竿地ですと道路からだとほとんど敷地が見えませんし、道路から遠いので音も静かでプライバシーが確保しやすいです。
・子どもが飛び出さない
通常の土地と比べて、道路までの距離が長いので子どもが急に道路に飛び出す心配がないので、子育て世代の方に安全と言えます。
・進入路にも車が停められる
進入路部分も自分の敷地になりますので誰にも文句を言われることなく使うことができます。お客さんが大勢来るときなど進入路に車を停めてもらえるので重宝します。
・価格が安い
上記のようなメリットもありますが、それでも敬遠されがちな旗竿地…なので通常の土地よりも安く価格設定されることが多いです。
デメリット
・車の旋回スペースが必要
車で進入路を入ってできれば敷地内で旋回したい…となると、お庭部分に旋回するためのスペースが必要になります。
有効面積(進入路を除いた面積)が60坪くらいあれば、旋回スペースも確保できると思います。
・水道の工事費が高い
道路から遠くなる分、水道配管の距離も長くなりますので工事費は高くなります。
しかし、土地自体の価格設定が安いことが多いので、それを踏まえて考えるとお得だと思います。
敬遠されがちな『旗竿地』ですが、たくさんのメリットがあります。土地探しの際はこれも踏まえてご検討いただければ幸いです。