宮下工務店の「ちょっとイイハナシ」
2022年8月4日毎月ご紹介している、社員が日常で見つけた気づきや学び、
そして感謝の気持ちを発表しあう宮下工務店の『金のたまご』。
今日は、お客様係Sさんの体験談をご紹介します。
先日、富山へ出張した時の事です。
出張の前日に、JRの窓口で富山までの乗車券、
東海道新幹線の自由席特急券、特急しらさぎ号指定席券、
北陸新幹線の自由席券、それぞれ往復の切符を購入しました。
全部で7枚位、「たくさんだなぁ。」よく見ないとどれがどれだか
わからなくなると思いました。
翌日の朝7時半に改札を通りホームに向かおうとした時です。
駅員さんが声をかけてきました。
「お客さん、今日はどこに行かれますか?」
『富山です』
「申し訳ありませんが帰りの切符を拝見できますでしょうか。」
と言われたのでなんだろうと思いましたが、昨日購入した切符を全部見せました。
するとそれを見た駅員さんは
「あー良かった、お客さん。帰りのしらさぎの特急券が見当たりませんよ。
実は昨日窓口の近くにしらさぎの特急券が落ちていて届けてくれた人がいました。
お客さんが落としたんですね。これをお持ち下さい。」
と言われて私が落とした「しらさぎ」の特急券を手渡してくれました。
誰かがそれを拾って窓口に届け、窓口の職員さんが改札の人にきっとこの時間の
「ひかり」に乗るはずだから、それらしい人が通ったら渡して下さいと
伝えていたのでしょう。
切符を拾って届けてくれた人、その切符を渡すために改札の係りの人に
お願いした窓口の人、ずっと改札で私を探していた駅員さんの行動、
皆さんに感謝する出来事でした。